人類とガラスの関係
人類はいったい、いつ頃ガラスと出会ったのでしょう。
興味ある課題ですね。考古学では、発見からすでに紀元前1500年頃には、古代エジプトですでに透明なガラスを得る方法が分かっており、おそらく紀元前3000年頃の西アジアのどこかで始めて作られたのではないかと言うことになっています。
逸話では、昔イタリアで天然ソーダを扱う商人が、食事のためにフェニキアの浜で大なべに火をつけようと支えに使う大きな石を探したのだが、見つからず、仕方なく積荷の天然ソーダの塊を大なべの支えにして料理をしていたところ火の勢いで、ソーダが融けて浜の砂と混ざってしまったところ、そこに不思議な半透明の物質が流れ出てきた。それがガラスの始まり
なんて、面白い逸話もあるのですが、そもそもガラスは、珪砂とソーダ灰があればできますので、この時代のフェニキアあたりの浜にはたくさんの珪砂がありそこにソーダが、良く出来た話です。
結局、何も分からないのですが、珪砂にしてもソーダにしてもそこらの公園にある砂場の砂となんら変わりない物が、合わさると美しいガラスに変わるのですから不思議ですね。
次回は、ガラスは何から出来るかについて少し詳しく書いてみましょう。
ガレデッサン二点